ネットスーパーと実店舗はどう違う?それぞれのメリット・デメリットを比較!
新型コロナウイルス感染症などの影響により、ネットスーパーは急速に普及しました。それ以前からも忙しい人や実店舗から遠い場所に住む人に利用されてきましたが、実店舗に行かなくても目的のものが自宅から買えるネットスーパーは、コロナ禍でも利用しやすかったのです。
しかし、一方で実店舗にはネットスーパーにはないメリットもあります。
それぞれの理解を深めるためにも、ネットスーパーと実店舗それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
目 次
ネットスーパー:誰でもどこからでも買える
誰でもどこからでも商品を買えるネットスーパーは、以前から忙しい社会人、兼業主婦などの間で多く利用されてきました。そして、新型コロナウイルス感染症流行などの影響により、昨今さらに広い層に普及しています。
まずは、ネットスーパーの定義やメリット・デメリットを見ていきましょう。
ネットスーパーとは?
ネットスーパーとは、オンライン上で購入した商品が自宅まで配達されるサービスのことを指します。
大手スーパーマーケットの他、実店舗を持たない宅配専門のサービスもあり、実店舗ではなかなか見かけないような珍しい商品を含め、全国各地からさまざまな商品を取り寄せられます。
ネットスーパーのメリット
まず、ネットスーパーのメリットとしては以下のことが挙げられます。
- 重いものを自分で持ち運ばなくて良い
- 移動時間の短縮になる
- 時間を選ばず、好きなときにゆっくり選べる
- 外出しにくい環境下でも買い物しやすい
新型コロナウイルスなどをはじめとした感染症を防ぐ以外にも、子育て中で子どもを連れて買い物するのが難しい、高齢で体力的につらいという人でも、ネットスーパーなら外出しなくても自宅から商品を購入できます。
その他、体調不良で外出できない、自宅からスーパーまでは距離があって頻繁に出かけにくいなど、さまざまな事情がある場合にもネットスーパーは便利です。
ネットスーパーのデメリット
前述のように便利なネットスーパーですが、その反面で以下のようなデメリットもあります。
- 生鮮食品など、実物を見て購入できない
- 実店舗で販売されている商品と比べ、割高になってしまう傾向がある
- 不良品だった場合に、返品・交換などの対応が面倒
ネットスーパーの最大のデメリットとして、生鮮食品などは実物を見て購入したくても、実物は見られないというものがあります。つまり、表示されている画像と全く同じ果物や野菜が届くわけではないことに注意が必要です。
また、実店舗でコストを落として販売されている商品と比べると、どうしても割高になりがちなのもデメリットでしょう。
万が一不良品などがあった場合は、問い合わせして商品を返送したり、交換品を送り直してもらったりするのにどうしても時間と手間がかかります。
特に、実店舗を持たない宅配専門の店舗の場合、実際に持ち込んでその場で交換してもらうということができませんので、返送や交換の手間は必ず発生してしまいます。
実店舗:実際に見て買える安心感がある
ネットスーパーが普及してきた今でも、ネットスーパーとしては展開していない企業や、地域に密着した店舗など、実店舗にしかない魅力もあります。
では、実店舗にはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。
実店舗のメリット
実店舗には、主にネットスーパーと比べて以下のメリットがあります。
- タイムサービス、おつとめ品など割引が多い
- 思いがけない発見や、掘り出し物がある
- 生鮮食品など、じっくり吟味して選定できる
- 複数人で楽しく買い物することもできる
ネットスーパーでも一部、タイムサービスを行っているものがないわけではありませんが、タイムサービスや見切り品などの大幅な割引は、実店舗に多いです。
さらに、店舗内を見て回っていると、知らなかった商品や気づいていなかった商品を発見し、思わぬ掘り出し物が見つかるかもしれません。
生鮮食品など鮮度が重要視される商品をじっくり吟味し、「これだ」というものを選べるのも大きなメリットです。
家族一緒に買い物をする時間は、大切な家族の交流の時間でもあります。きゃらくるカートで子どもも大人も楽しく買い物ができるのは、実店舗ならではの魅力です。
実店舗のデメリット
実店舗で買い物をするとき、以下のようなデメリットが生じることもあるので注意が必要です。
- 人との接触が多く、狭い店舗では密になりがち
- 重いものやかさばるものを購入すると、持って帰るのが大変
- 車で訪れた場合は、駐車スペースを確保しなくてはならない
実店舗の最大のデメリットは、重いものやかさばるものを購入したときに持って帰る手間です。また、どうしても人との接触が多くなりがちなので、感染症対策などをしっかり行わなくてはなりません。
車で実店舗を訪れるときは、駐車スペースを確保してから買い物をしなくてはならないのも、時間や手間のデメリットでしょう。
実店舗のメリットを集客に活かそう!
上記のようなネットスーパー・実店舗のメリット・デメリットをそれぞれおさえた上で、実際に実店舗の集客に活かすにはどうすればいいのでしょうか。最後に、実店舗への集客という面から考えてみましょう。
実店舗の利用者は減少傾向にある?
MMD研究所が行った『2020年5月新型コロナウイルスにおけるEC利用動向調査』によれば、新型コロナウイルス感染症の拡大による緊急事態宣言発令以降、実店舗の利用が減少傾向にあるとわかりました。
反対に、総合EC(通販サイト、ネットショップ)やネットスーパーの利用頻度は増え、特にネットスーパーは、緊急事態宣言が発令される前と比べて約5割も増加したことがわかっています。
一方で、「店舗の消毒液を必ず使うようになった」「スーパーに買いに行く際、混雑時間を避けた」といった変化も3〜4割の人が経験しています。つまり、実店舗を避けて全く利用しない、ということではありません。
上記のデータを見る限り、ネットスーパーを利用する層は増えたものの、実店舗を利用する消費者も一定数存在しているとわかります。さらに、実店舗を利用する層も今までと全く同様ではなく、消費者の行動が変化している、と言えるでしょう。
すなわち、感染症対策が行われて安全に過ごせるのなら、実店舗での買い物をするという選択肢は十分に期待できます。
実店舗のメリットを活かし、集客につなげるには
そこで、前述のような実店舗のメリットを活かした集客が求められます。
- 実店舗独自のタイムサービス、おつとめ品などの割引を導入する
- 生鮮食品を吟味して選定できるようなスペースや、見やすい陳列
- 購買行動につなげるため、ターゲット層の近い商品をまとめるなど、配置に工夫を
- 買い物の時間そのものを楽しめる配慮やサービスがあると、リピートにつながりやすい
実店舗独自のメリット・魅力として、買い物の時間そのものを楽しめる配慮やサービスが挙げられます。例えば、店舗の入口付近に看板、店外ディスプレイや装飾を施すことで通りがかった顧客の興味を引けるでしょう。
上記のような実店舗が持つさまざまな魅力やメリットに加え、消毒液の設置・混雑を避けるなどの感染症対策が必要です。タイムサービスなどの割引、複数人での来店の際に密を避ける工夫もあるとより安心・安全でしょう。
具体的には、整理券・広いスペース確保などの手段が考えられます。
きゃらくるカートが実店舗の集客に貢献できること
きゃらくるカートは感染症対策としてウイルスや細菌の分解・増殖を抑える効果がある抗菌・抗ウイルスコーティングをしています。
車輪以外のカート表面全体に塗布してあり、ヒトに対しての毒性はありませんので、お子様も安心・安全にご利用頂けます。
店舗の入り口にきゃらくるカートが置いてあれば、通りからもきゃらくるカートが見えますので、1~2歳の子どもを持つファミリー層を中心にあのお店に入りたい、と思ってもらえる視覚効果が期待できます。
きゃらくるカートで買い物の時間を楽しく過ごしてもらえれば、リピートにもつながりやすいでしょう。
まとめ
ネットスーパーは時間を選ばずどこからでも安全に購入できる便利なサービスですが、実店舗にも独自のタイムサービスや生鮮食品を吟味できる、買い物の時間自体を家族や友人との交流に利用できるなどのメリットがあります。
ぜひ、実店舗ならではのメリットを活かして上手に集客しましょう。